ギックリ腰って何?

11月に入り、朝晩が冷え込みますね。

この時期になると整体院で急に増える疾患があります。それは・・・

ギックリ腰(首・背中)です。

※あまり知られていませんが、ギックリ腰以外にも「ギックリ首」や「ギックリ背中」と言うのもあります。発生する原因は、腰の場合とほぼ同じです。

ギックリ腰って、なぜ起こるの?

ギックリ腰は、「肉体的疲労が相当溜まっている場合」や「強い精神的ストレスが続いた場合」に起こります。そのため、何かこれと言った直接的な原因が思い当たる事はほとんどありません

・椅子から立ち上がろうとしただけで

・靴を履こうと前屈みになろうとした時に

・咳をした瞬間に

など、些細な事がきっかけで起こる事が特徴です。

ギックリ腰って、冷やした方が良いの??

ギックリ腰は、いつもとは違う嫌な痛みを感じます。そんな時、腰を冷やしたら良いのか温めて良いのか迷うと思いますが、私は温める方を推奨しています。

※その方の身体の状態や生活状況にもよりますので一概には言えません。

整形外科の教科書には、腰部の捻挫(関節がズレたり、靭帯が伸ばされたもの)と記載されています。しかし、上記の様に大きな動きによって起こった痛みでは無く、疲労やストレスにより硬くなった筋肉に小さな負荷が掛かって腰の限界を突破してしまったものなので、私は肉離れ(筋肉が伸ばされたもの)と考えています。

つまり、炎症による強い痛みを取るために冷やしたりする事もありますが、あまり患部を冷やし過ぎると血流が悪くなり、治りも悪くなってしまうため、私はオススメしていません。

もしやるのであれば、患部を15分〜20分程度温めていただくのが良いかと思います。

ギックリ腰を早く治す方法が知りたい!

まず、ギックリ腰は起こった瞬間はあまり痛みを感じない事が多いです。そのため、いつも通りに動いてしまいガチですが、痛めた直後に腰へ負担の掛かる動作をして繰り返すと段々痛みが酷くなり、最悪動けなくなってしまいます

そのため、ギックリ腰になってしまった直後は、大した痛みは無くても腰に負担の掛かる作業はなるべく避けてください

炎症が酷くなり、ズキズキと強く痛みが出ている場合には、その強い痛みが取れるまでは、コルセットなどをしてなるべく安静に過ごしましょう。

また、動いてもそれほど痛みを感じない方やズキズキした痛みが引いて動ける様になった場合には、それ以上安静にしていても完治しませんので、痛めた原因箇所の治療・ケアをなるべく早めに始めることをオススメしています。

ギックリ腰は、対処が早ければ治りも早い疾患ですが、初期の対応が遅れたり、間違えた対処を取ってしまうと再発を何度も何度も繰り返してしまう事になります。私も過去に10年以上、ギックリ腰に苦しめられた経験がありますので皆さまには同じ誤ちをして欲しく無いと思います。

ギックリ腰について、何かご質問がありましたら是非コメントください。

まんまる整体院

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